2007年07月26日

監査

昨日、セイユーの監査会社?の人達が見えました。
農薬管理と、選果施設、出荷圃場のチェックです。
GAPを基に、独自の基準だと思いますが70点以上がボーダーラインです。

以前はかなりアバウトな管理をしてたんですが、このような第3者によるチェックが入ると、
キチンとできていいですね。
農薬庫にしても、粉剤と液剤の収納位置(粉が上で液が下)や、入出庫記録etc.
去年のチェックで指摘された箇所は改善しておいたんですが、
今年は、液剤などが万が一こぼれた際に、受け止めることができるようプラスチック容器に
入れてくれと指摘を受けてしまいました。

25日の天気:晴れ時々曇り

25日の作業
摘果(お宮の裏、川山)
セイユー監査立会い

今日の天気:雨のち晴れ

今日の作業
摘果(川山)

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Posted by miyaji at 23:15│Comments(4)作業日誌
この記事へのコメント
こうして食の安全が保たれているのですね。

ちょっと安心しました。
Posted by わかばくらぶ事務局 at 2007年07月27日 14:53
ヨーロッパではEurepGAPとい認証制度が始まってます。
日本でも、これを見習ってJGAPというのが最近できました。
GAPというのは、Good Agricultural Practiceの略で、
簡単に言えば、農業にも通常の食品加工と同様の衛生基準を求めてます。

ま、消費するだけの立場の人からすれば、ケーキもみかんも同じく口に入れるものなんですが。
農家の感覚からするとなかなか理不尽な事を求められます。
例えば、みかんは20キロ入りのプラスチック製コンテナを収穫に使いますが、これ、地面に置いたら多分OUTです。
「収穫に使う容器や道具は清潔に保たれ、異物の混入から守られているか?」
って項目があるんで、みかんの葉や枯れ枝、虫が入らないようにしないといけません。
ここをクリアするだけで、ウチの場合20%ぐらいはコストアップです。
設備、教育、運用の面で他にもかなりのコストを掛けないと、パーフェクトは
到底実現できません。

本当は、「miyajiさんちのみかんなら大丈夫でしょ」
という信頼関係が全てのお客さんと築ければ理想なんですが、
ここまで物の動きが広域化してしまうと、顔も見たことが無いアカの他人
が作ったものを買う機会が圧倒的に多いですからねぇ。

という事で、長くなってしまいましたが、GAPとかの認証を取らなくても、
安心して買ってもらえる関係を築いていくのが大事かな~と、
自分的には思ってます。
Posted by miyaji at 2007年07月28日 01:55
GAPって何かな?と思っていました。
まさか服のブランドとかじゃないだろうし(^^;;

最近は生産者さんの名前や顔つきで
商品が販売されているところもありますよね。
石塚さん家とかもそうですが。

ブログが消費者との信頼構築に
役立つことを期待しています。
成果が見えてくるのは
もう少し時間が必要でしょうか。
Posted by わかばくらぶ事務局 at 2007年07月28日 10:32
豚は早くから銘柄化が進んでますね。
果物も最近は嗜好品なんで、農場ごとの違いや個性をもっとアピールしてく必要もあるんだろうと感じてます。
もっとも、そのアピールのネタがなかなか無いのが辛い所ですがw

洋酒なんかはこういう分野に特化してプレミアムを上手に請求してます。
イタリアのスローフード運動なんかも、基が美食クラブのような所からですし、
似たような所があるんじゃないかと。
そっちに偏向しすぎて農業の基本を忘れてしまってるような所も見受けられますが。
Posted by miyaji at 2007年07月30日 02:50
 
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