2007年06月30日

宝の山

ちょっと写真を撮り忘れましたが、今日色々たまっていた屑鉄を処分してきました。
半分朽ちたような一輪車3台、同じくぼろぼろの脚立、既に柄が無くなった開墾鍬、etc.etc.
どれもボロボロに錆び付いて、持つと崩れてしまいそうな物も含めて。

大体、軽トラに軽く一車分ぐらい。金属回収の業者さんに持ち込んで買い取ってもらったんですが、
いくらになったと思います?

7000円弱くれましたw
どー見てもゴミなんですがw

こりゃー泥棒が出るわけだ。
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Posted by miyaji at 02:28Comments(0)作業日誌

2007年06月28日

今日の作業

そうそう毎日変わった事ばかり無いですなw
まぁ、仕事的にはその方が有難いんですが。  続きを読む


Posted by miyaji at 23:47Comments(3)作業日誌

2007年06月28日

有機農業のハナシ①

さて、ちょっと有機農業のハナシを。
1回ではとても収まらないので、暇を見て数回に分けて書いてみたいと思います。

「有機農業」と言うコトバ、皆さんのイメージとしてはプラスのイメージでしょうか、
マイナスのイメージでしょうか。
私は農業をやってますが、「有機農業」と言うコトバには、どちらかと言えばマイナスのイメージ
を持ってます。
エーとか言わないように。これからその理由を書くんですからw

「農薬や化学肥料を使わないから環境に優しくて健康にもいい」と言うのが、大方の一般的な
有機農業のイメージだと思います。
これ、実は余り当たっているとは思えないんですね。

と言う事で、今回はまず、環境に優しいというトコロから。
農業に限らず、人間の営みは須らく自分たちの都合の良い様に環境に手を加えています。
また、営みの結果として、あるいは偶発的に、環境に影響を及ぼしています。
で、この影響が人間にとって都合の悪い方向に出ると、いわゆる「環境破壊」と言うわけですね。
直接私達にデメリットが無いような、例えばどこかの無人島で昆虫が絶滅する、なんて事象も、
遺伝情報の損失として、将来「都合の悪い」影響かも知れない。
だから、種の多様性の減少だと言って歓迎されないわけです。

農業の場合。日本であれば、川をせき止めて水を曳き、入り江を仕切って干潟を干拓し、
元々は森や草原、湿地だった場所を農地として開墾しています。
そして、そこに有益な植物を茂らせるために科学肥料をまき、
収穫を確実にするために農薬を使います。

ここで、有機農業によって減らせる影響を考えてみると、後半の化学肥料、農薬の使用による
周辺への影響なのは、皆さんのイメージとも合致するかと思います。
では逆に、有機農業によって増えてしまう環境負荷を考えてみるとどうでしょう。
前半の、川や入り江を堰き止め、開墾をして自然を農地にする事による影響が増えてしまいます。

ちょっとピンと来ないかも知れないので、具体的な例を。
日本の主要農産物、米の場合です。
米の有機栽培技術が確立されたのはどのぐらい昔か、大体18世紀中盤、江戸時代中期と
言われています。当たり前ですね、昔はどこでも有機農業だったんですから。
これ以前、面積当たりの収量は品種改良や技術の改善によりジワジワと増えてきましたが、
1750年頃から20世紀初頭までの200年弱の間は、殆ど増えていません。
これは、有機栽培による米の生産技術がある程度完成したためと言われています。
もちろん、この200年の間にも地道な改良によって基礎的な生産性は若干の向上があった
でしょうが、新規に開墾される水田は立地条件の悪い場所しか残っていなかったりで、
統計的には相殺されてしまっています。

20世紀になって化学肥料、科学農薬が普及した結果、米の面積当たりの収量は、それまでの
約2倍に増えました。その後、品質の向上や省力化のためにやや減少して現在に至っています。

では、昔有機栽培しか選択肢が無かった頃と現代、収量を比べてみると。

時代   ~中世      中近代         現代         
西暦  ~1700頃 1750~1940頃     1945~
収量   ~300     300    400(質・生産性重視)~700(量重視)  単位:㎏/10a

数字はアバウトですが、ざっとこんな感じになります。
ここ半世紀ぐらいで飛躍的に収量が増えているんですね。
また、同じ生産量を維持するために必要な労働力も、1/20~1/100ぐらいに
減っているのではないかと思います。戦後ぐらいまで、田舎では殆どの家が百姓でしたからね。

で、結局何が言いたいのかというと。
有機農業では収量が減る、同じ量を賄うには1.5倍から2倍の面積が必要。
それだけ、今残っている山を切り開かないといけない。水もいるからダムも必要。
つまり、この視点では有機農業が増えると自然破壊が進むんですね。

実は、以前耕作されていた山間部の棚田などでは、耕作が放棄されて森に還っていっている
所も多くあります。
また、有機農業の先進国と言われたドイツでは、早くから有機栽培に取り組んだ農地の中では、
地力が維持できずに耕作を放棄せざるを得なくなる畑も現れてきています。
こちらは回復措置をしないとそのまま荒地になってしまうようですが。
水田に比べて自然の養分補給が少ない一般畑作では、化学肥料を使った場合に比べて、
農地を維持しながら有機栽培で同じ収量を得るには3~5倍の面積が必要だと言われています。

世界的に見れば只でさえ食料不均衡の解決に目処が立っていない上、昨今では燃料原料と
しても価値を持ち始めた農産物。地球上の人口が今の1/5ぐらいに減りでもしない限り、
有機農業による食糧供給というのは現実的ではないんですね。
巨視的に見れば、それだけ環境への負担が大きいんです。

と言う訳で、今回はこの辺で。続きはまたいずれ。  


Posted by miyaji at 23:45Comments(0)農業コラム

2007年06月27日

地下室

やっとこ、補強材が入ります。まだ仮留めなんで、コンクリートドリルを借りてきてボルト留めしないといけませんが。ガラクタを片づけてすっきりしたら、何かに使えそうな。  続きを読む


Posted by miyaji at 15:15Comments(2)日記

2007年06月26日

草刈り

昨日、今日と草刈りしてます。
合間に一昨日溶接した材料にペンキ塗ったりしながら。
どうも疲れが溜まってるようなんで、短めで。写真もなしw
早く寝るぽ。
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Posted by miyaji at 21:28Comments(1)作業日誌

2007年06月24日

日曜工作

なかなか時間が取れなくて放置してあった地下室補強の作業中。まともに溶接するのは久しぶりなんで、勘を取り戻す頃には終わりそうな悪寒。  続きを読む


Posted by miyaji at 18:35Comments(0)作業日誌

2007年06月22日

設立総代会

浜松市認定農業者協議会の設立総代会をやってました。設立記念講演会とかで、太田誠氏のお話しがこれから始まる所。今は市長が挨拶してます。  続きを読む


Posted by miyaji at 19:18Comments(0)作業日誌

2007年06月21日

刈り込み

風よけのマキを刈ってます。シザーハンズって洋画がありましたが、ホントにいたら是非手伝いに来て欲しいですな。  続きを読む


Posted by miyaji at 16:32Comments(2)作業日誌

2007年06月20日

携帯タイピングアプリ

昨日、携帯用タイピングソフトを知りませんか?と書いた今日なんですが。
ちょっと探してみたら色々あるんですな。

例えばこちら

とりあえず、「奥の細道早打ちゲーム」ってのがタイトル的に気に入ったんで、
これを今から試してみようかと。  続きを読む


Posted by miyaji at 22:23Comments(4)作業日誌

2007年06月20日

タイピングソフト

どうにも携帯のカメラだと綺麗な画が撮れないんで、
この所イメージつきのUPは自粛中です。
パケ代が気になるのもあるんですが。

元々、つい最近このブログを付け始めるまでは、
携帯は電話とスケジュール以外殆ど使ってなかったんで、
どのぐらい使うとどのぐらいの額になるのか見当がつかず…。

やっと携帯で文を打つのにも慣れてきたんですが、
やはりキーボードの快適さと比べると、右手で端持つのと
左手で持つぐらい違うんで、かなりストレス溜まります。

携帯用のタイピングソフトとかって、無いんですかねぇ。
そんなモンは無いんだろうか。
後、昔ポケベルで使われていたらしい2タッチ入力?
とかいう方法の方が早そうなんですが、使われてる方、います?  続きを読む


Posted by miyaji at 00:13Comments(4)作業日誌

2007年06月19日

雨の日

ウチは雨の日は基本的に休みにしてます。
屋内でできる作業があればやりますけども。
露地物の農家さんでも、雨天カッパで作業してる方も結構あるんですが、
正直どうかな~と。

雨天時の作業は、デメリットばかり多くて、良いこと無いんですね。
作業しにくいからどうしても細かいところが適当になったり、
摘果や剪定なんかでは病気が出やすかったり、
足元が悪くて危険だったり。
唯一、暑い時期は若干なりとも涼しいぐらいがメリットで。

ま、ウチでも押してるときは仕事する事もありますが。  続きを読む


Posted by miyaji at 01:40Comments(3)作業日誌

2007年06月17日

日除け

直射日光に当たると体力をかなり消耗するんで、こんな感じで日除けをしてます。しかも長袖なんで、風がない日は暑いこと暑いこと。1リットル水を飲んでも、半日で2キロは減ります。  続きを読む


Posted by miyaji at 10:29Comments(0)作業日誌

2007年06月16日

いい天気

今日はいい天気でした。雨で中断していた防除も片付いて、ご機嫌です。写真は、ウチで一番見晴らしがいい園です。
遠くにアクトタワーが見えるんですが、携帯のカメラだとちっと苦しいですな。
年に数回だけですが、浜松からでも富士山が見えます。写真の位置からは死角ですが。
ちなみに、ここのみかんは特別栽培で行く予定。  続きを読む


Posted by miyaji at 18:42Comments(1)作業日誌

2007年06月16日

知らない事

今日は、会員制リゾートに行ってきました。
といっても、遊びに行った訳ではなく、ウチのみかんを売ってもらう話しをしに行ったんですが…。

今年の頭に、営業の方から「ウチに置いてみませんか?」と言うようなお話しを頂いていたんで、
その時に「では、改めてこちらからご提案させていただきます。」とお答えしてありまして。

私の頭の中では、ウチのみかんだけでなく、地域の果物なんかもセットで提案したほうが、
お客さんも喜んでくれるだろう、という考えがあったんですね。
で、普段付き合いの深い地元の農家さん3人を誘ってお話しをしに行ったんですが。

最初はまぁ、「どんな物を作ってるんですか」とか、こちらのモノを売ってもらうお話しだったんですが、
途中からどういう訳か、リゾートクラブの会員権のセールスをされてしまいまして、
営業しに行ったんだか、営業されに行ったんだか判らない状況に…。

で、よくよく話を聞いてみると、「クラブの会員になられてる方の、」と言うのが先方が
取引する条件なんだそうで。
私的には「エェー、 そんな話は聞いてないぞww」です。
法人の会員さんなんかには当たり前の常識なのかもしれませんが、
そんな常識は百姓にはありません(乙

きちんと確認しなかった私が悪いっちゃ悪いんですが、にしても、
どうしてそういう話は最初にしてくれないかな~と。

まぁ、勉強になりました(乙  続きを読む


Posted by miyaji at 01:41Comments(0)作業日誌

2007年06月14日

パソコン活用術

皆さんパソコン使ってない時はどうしてます?
電源切ってます?もしそうならすぐやめましょう。資源のムダです。もったいない。

今時のパソコンはすごい性能なんだという事は、皆さんご存知だと思います。
なんでも、アポロプロジェクトで人を月に送った計算機のウン十倍の能力だとか。
この話しも何年か前のですから、今のパソコンはそれこそ、一台でアポロを100回月に
飛ばせるぐらいの性能でしょう。
そんなすごい計算機を遊ばせておいたら、もったいないお化けが出ますw

で、私はどうしてるかというと、使ってない時間は科学の計算をさせてます。
といっても、別段難しい事をしてるわけではなくて、
分散コンピューティングとか、グリッドコンピューティングとかいう奴に参加してるだけ。
有名どころでは、BONICプラットフォームのSETI@Homeとか、UDのガン研究プロジェクトとか。
どこかで耳にした事があるんじゃないでしょうか。
他にもいろんなプロジェクトがありますが、どれも大変重要な、あるいは興味深いものばかりなんですね。

こちら
で、メジャーな物が紹介されてます。
今日はコレを是非皆さんにオススメしようと。

こんな事を書くと、電力消費が増えて環境に悪いんじゃない?
と思う方が出てくると思いますが、それは(多分)マチガイ。
電力需要ってのは、季節と時間で相当変動しますが、需要に応じて、
ベースロード用:最低需要を賄うために、24時間365日(点検整備以外)一定の出力で運転する発電所。
ミドルロード用:需要に併せて出力を調整する発電所
ピークロード用:ピークだけ発電する発電所
てな具合に色々な発電所があるんです。
当然、動かしたり止めたりするタイプよりも、動かしっぱなしの方がエネルギー効率は良いわけで、
発電量当たりのコストは、ベースロード用とピークロード用だと、5倍近くも違ってます。
使えば使うほど高くなる電気料金の累進課金は、この辺りの事情を反映してるわけですね。
まぁ、水力とか原子力とか、発電所のタイプも色々あるんで、コスト=環境負荷ということにはならないし、
建設コストはこれとは別に必要で、一般にベースロード用が高いらしいんで一概には言えませんが。
それでも、
ベースロード=安い=環境にやさしい。
ピークロード=高い=環境に優しくない。
と考えて良いようです。

つまり、夜みんなが寝静まってる間に電気を使う分には、環境に優しいベースロードを増やす訳で、
一番の需要期にベースロードで賄える割合が上がるって訳です。
その分、環境負荷の高いピークロード用の比率が下がるんで、環境に優しい、と。
そんなリクツを具現化したのが、安い深夜電力でお湯を沸かすエコキュートとか深夜電力温水器なんかですな。
結局、別にお客様の経済メリット云々じゃなくて、電力会社の都合だってところが癪ですが。

で、分散コンピューティングの話しに戻ると、パソコンを1日中付けっ放しでこき使ってあげれば、
折角の計算機パワーを最先端の科学計算に有効活用できるうえに、電力需要の変動
減少にも一役買って、省エネに貢献できるってお話しです。
やっぱり電気の無駄遣いだと感じるなら、夜寝る前に電源を入れて、朝起きてメールチェックしたら
電源を落とす方法もアリだと思いますよ。
ひょっとすると、あなた(私)が宇宙人の発見者になったり、ガンやエイズの特効薬の発見者に
なれるという、なんとも夢のあるお話なんですが、面白いと思いません?  


Posted by miyaji at 21:31Comments(0)趣味

2007年06月14日

梅雨入りか?

今日は雨のため外の仕事はできず。
昼近くまで寝てました。
ま、たまにはこんな日があってもいいだろう…。  続きを読む


Posted by miyaji at 20:12Comments(0)作業日誌

2007年06月14日

設立総会

今日は、夕方から「浜松市認定農業者協議会北支部」の設立総会でした。
疲れてたんで写真撮り忘れ…。
ま、要は今後も農業やってく気があるって事を県が認めた人(経営体)が認定農業者なんですが。

北支部は、三ケ日、細江、引佐、三方原、都田で合計550人程が認定されています。
この内、三ケ日、細江、引佐では、古くから地域ごとに活動をしてたようで、今日の総会でも
大勢の方が見えてました。で、私は都田のヒトなんですが、都田からの出席者3名/認定農業者70名…。
まぁ、旧浜松市域は元々つい最近まで該当する組織が無くて、数年前に「認定農業者サミット」なる
イベントの開催順が回ってきたとかで、急遽体裁だけは整えた、という経緯があったり。
仕方が無いといえば仕方が無いんですが。
総会出席率5%以下の所で、
まずは年会費の1000円を皆からどうやって集めるか、から考えないといけません。
うぅ~ん、役受けたのは間違いだったか…。  続きを読む


Posted by miyaji at 00:25Comments(0)作業日誌

2007年06月12日

道なき道

昨日、道の話しが出たんで。こんな所を通り抜けないといけない場所もあったり。  続きを読む


Posted by miyaji at 18:32Comments(2)作業日誌

2007年06月11日

イチゴ

知り合いのイチゴ農家さんから戴きました。後2かご。
  


Posted by miyaji at 19:11Comments(2)日記

2007年06月11日

防除

天気も回復したんで、中断していた防除再開。梅雨時は病気がでやすいんで、梅雨入り前に終わらせたい所です。  続きを読む


Posted by miyaji at 11:29Comments(3)作業日誌